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小児から成人までのリウマチ・膠原病・アレルギー性疾患を網羅しております。

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1

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入局・研修案内

入局案内・研修案内について

入局案内・研修案内

次年度の入局希望者を募集しております。
見学や説明だけ聞きたい!という方も大歓迎です。
2023年7月3日月曜日18時から医局説明会を開催いたします!詳細はこちらから
参加のご希望・問い合わせは下記のフォームからお願いいたします。

 

 

 

入局案内 入局案内

 

 

当科で入局・研修を行う利点を述べさせていただきます。

  1. 01豊富な症例数
    当科は川崎北部に位置し、地域のリウマチ膠原病アレルギー診療の中心を担っています。
    外来の延べ患者数は3万人、年間の入院患者数は600人を越えます。
    短期研修でも多くのリウマチ膠原病アレルギー性疾患を持つ患者さんに携わることが可能です。
  2. 02成人・小児をあわせた全年齢を対象としたリウマチ膠原病性疾患の診療
    診療部長の川畑教授や小児部門のリーダーである森雅亮教授の理念の基、成人・小児のリウマチ膠原病性疾患を一つの科で診療を行う全国的にも非常に珍しい診療体制となっています。
    成人リウマチ科医・小児リウマチ科医の双方が知識や経験を共有しながら患者さんへ最良の医療を提供するのはもちろんのこと、普段の診療であればなかなか繋がりを持つことができない成人内科医・小児科医と交流できるのも魅力の一つです。
  3. 03様々な経歴を持つスタッフ
    聖マリアンナ医科大学出身のスタッフはもちろんのこと、現在は成人・小児ともに他大学や途中入局者が多いのが特徴です。
    それぞれが培ってきた経験や知識を活かして臨床・研究業務に当たることができます。
  4. 04チーム制の入院診療でON/OFFしっかり
    当院では主治医制による入院診療は行っておらず、チーム制で診療に当たります。
    ON/OFFのはっきりした勤務はもちろんのこと、難しい局面ではお互い助け合って楽しく、無理なく診療ができるように配慮しています。
    また、リウマチ膠原病の診療経験がなくとも、チームの医師とともに診療を学んでいける体制があります。
  5. 05ライフステージに合わせた勤務体制
    当科は女性医師や子供のいる医師が多く働いているのも特徴です。
    今年度は男性医師も2名時短勤務となって、家族との生活と病院での業務を両立しています。ライフステージに合わせて、リウマチ膠原病アレルギー学を学ぶ、自分の力を発揮できるように医局をあげてサポートします。

 

 

上記にあげたポイント以外にも
定期的な診療カンファレンス、初学者の先生には先輩医師による外来レビュー、若手を中心とした勉強会、不定期ではありますが、診療部長を始めとした経験豊富な医師によるレクチャーもあります。

ともに学び、楽しく、自分らしくリウマチ科医として活躍できる場を探している方を募集中です。詳細は以下の問い合わせ先までご連絡ください!

 

<募集要項>
職種:リウマチ膠原病アレルギー内科医師・大学院生(成人・小児いずれも)
雇用形態:助教、任期付助教、診療助手、大学生、内科専攻医
給与:大学の給与に準ずる

<問い合わせ先>
聖マリアンナ医科大学 リウマチ膠原病アレルギー内科
担当 高桑由希子
y2takakuwa@marianna-u.ac.jp

内科専門医 研修プログラム年次表

  • 専攻医1-2年次:内科各科に加えて救命救急センター(最低3ヶ月)で研修。川崎市立多摩病院総合診療センターでも研修可能。2年間のローテンションは順不同の各科月単位で選択可能。
  • 専攻医3年年次:希望する症例subspecialtyを重点的に大学病院あるいは連携施設で研修可能。どの年次からも大学院進学は可能。
  • 3年間の研修:聖マリアンナ医科大学法人以外の連携施設での研修期間が原則1年以上になるように選択。

内科専門医 研修プログラム連携施設

連携施設

川崎市立多摩病院/聖マリアンナ医科大学東横病院/聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院/関東労災病院/横浜労災病院/新百合ヶ丘総合病院/横浜総合病院/湘南鎌倉総合病院湘南藤沢徳洲会病院/神奈川県立がんセンター/大船中央病院/稲城市立病院/榊原記念病院/多摩南部地域病院/亀田総合病院沼津市立病院/国立循環器病センター病院

特別連携施設

川崎市医師会、佐川町立高北国民保険病院、麻生総合病院、鎌田クリニック、新百合ヶ丘石田クリニック、東名厚木病院、稲城台病院、めぐみ会田村クリニック、島田総合病院、裾野赤十字病院、国立病院機構静岡医療センター、国際医療福祉大学熱海病院

当科研修 1週間スケジュール凡例

若手のインタビュー

【石﨑克樹】 平成28年 聖マリアンナ医科大学卒業

私は聖マリアンナ医科大学医学部卒業後、聖マリアンナ医科大学病院での初期・後期研修を経て、リウマチ・膠原病・アレルギー内科に入局し医師5年目になります。
リウマチ・膠原病・アレルギー内科に興味をもったのは、弟が食物アレルギーで医学生時代にその病態を勉強した際のことです。食物抗原の免疫寛容の破綻で生じる病態はもちろん、それを取り巻く生体での免疫システムに強く興味を惹かれました。
リウマチ・膠原病・アレルギー疾患は、単一臓器にとどまらず多臓器病変をきたし臨床像が多彩で、患者への苦痛は計り知れません。研修医で当科をローテートし、臨床の現場で患者に真摯に向き合う先輩方たちはまさに自分の思い描いていた医師像でした。

 

 

石崎克樹

加えて次々に新薬が開発され、治療の新たな方針が提示され、それまでの治療の幅が一気に広がってきました。難渋していた患者の治療が奏効し、頭を悩ませていた症状が良くなり、患者の笑顔を見ることが自分の喜びになることも日々実感できました。たしかに専門性の高い分野であり学ぶべきことは多いですが、医局の優秀な先輩方が熱心に教えてくれます。
臨床医として働くうちに実臨床ではさらに奥深い臨床的疑問があり、それらを読み解き模索する研究にも少しでも携わりたいと考え当科教室を主専攻として大学院に今年度入学しました。まだ研究したい分野が広く具体的に想像できていない部分もありますが、それをサポートしてくださる先生達もたくさんいます。
私はリウマチ・膠原病・アレルギー内科の臨床医として、この専門分野における発展に貢献したいと考えています。
将来、リウマチ・膠原病・アレルギー内科に限らず内科学に興味がある先生方、臨床だけではなく今後研究もしたい先生方、ぜひ一度当科で研修していただければと思います。

 

 

【鈴木翔太郎】 平成23年 千葉大学卒業

私は2019年度から聖マリアンナ医科大学のリウマチ膠原病アレルギー内科に所属しています。
医師としては10年目になります。初期研修を終えたのちは、熊本の急性期病院で総合内科医として3年間研修したのち、前施設でリウマチ科の研修をしていました。若い学年のときはこのまま臨床一筋で頑張っていくと決めていました。医師としての経験年数を積むにつれて、教科書の内容だけでは太刀打ちできない難しい病態や、原因がわかっていない珍しい病気に遭遇する機会が増えてきました。すでに作られた見識を自分で調べて臨床に活かすノウハウは少しずつわかってきていましたが、未知の病態や治療が確立していない病気に立ち向かうスキルがないことを痛感しました。一度このタイミングで大学院に入り、リウマチ膠原病の研究を行って、社会に貢献したいと考えるようになりました。当時は医師としては9年目でしたので、もう若手とは言えない状況でした。私のようなキャリアの人間を受けて入れてくれる施設がないかを検討していたところ、川畑教授とお会いする機会があり、そのお人柄と臨床・研究の両方への熱意に感動し、この度お世話になることになりました。

 

 

鈴木

大学病院のような大きな病院で働くのは初めてでした。非常に緊張していましたが、当院は他科とのコミュニケーションが非常に取りやすい上に、コメディカルの皆さんも優秀な方が多く、とても働きやすい環境です。臨床のウェイトが大きい大学病院ですので、川畑教授を始めとして諸先輩方も卓越した臨床経験を持っている方が多く、勉強になります。
また、外来・入院患者さんを多く受け入れており、1年間働いただけで、今まで経験したことのない疾患や病態にも数多く出会うことができ、臨床スキルが上がった実感があります。大学病院ではありますが、地域の中核病院として難治性病態からコモンなリウマチ膠原病疾患まで経験することができるのも当院の特徴だと思います。
研究に関しては、最初は右も左もわからない状況で、初期研修医に戻ったような感覚でとても不安でしたが、指導医の先生の丁寧かつ熱心な指導、また大学院生の先輩の助けも借りながら少しずつ研究を始めています。私は患者様の検体を利用したサイトカインや免疫細胞の検討や、マウスを用いた実験を並行して行っていて、まだまだ消化不良なことも多々ありますが、充実した毎日です。 初期研修を終えてすぐにリウマチ膠原病の勉強を行いたい方はもちろん、私のように総合内科や他科で研修された方が改めてリウマチ膠原病疾患の勉強をしたい、大学院で研究をしたい方などにはぜひおすすめです。皆様と一緒に働けるのを楽しみにしています。

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